良いお年をお迎えください
Monday, December 31st, 20072007年も今日で終わり。昨日今年最後の手術を終え、何事もなく年末を迎えられそうです。お知らせにもありますが、31日から新年3日までお正月休みを頂いております。皆さん病気などないようお過ごしください。
2007年も今日で終わり。昨日今年最後の手術を終え、何事もなく年末を迎えられそうです。お知らせにもありますが、31日から新年3日までお正月休みを頂いております。皆さん病気などないようお過ごしください。
別にふざけているつもりはないのですが、思わず手術中に浮かんできた言葉がこれでした。尿の出が悪いということで来院された雄のワンちゃんの膀胱から取り出した結石は、数えられるだけで大きいものから小さいものでおよそ80個。つまる前日までは普通に尿をしていたということでしたが、さぞかし気持ちが悪かったことでしょう。今回の結石も以前に何度かEntryしたことがあるストロバイト結石。食事も一般的なドックフードを食べていたということですから結石を作りやすい体質なのでしょう。術後1日目、元気食欲も旺盛で尿も問題なく出ているから年内には帰れるかな?僕もひと安心です。
つい先日、大学の同級生から珍しく携帯に連絡がありました。何か喜ばしい話かと電話に出てみたところ、それは全く逆の悲しい内容でした。自分たちが外科の研究室に所属していたときの2つ上の先輩が職場で倒れ、そのまま亡くなってしまったとのこと。病名は【心筋梗塞】。
その先輩とはその頃流行っていた《料理の鉄人》の話で盛りあがり、お互い就職してお金が貯まったら“道場六三郎のお店に食べに行こう”と約束していました。大学卒業後、自分が横浜のみなとよこはま動物病院(旧・永岡犬猫病院)に就職したときも、“そこは厳しい病院だそうだから,身体に気をつけなよ”なんて声を掛けてくれた優しい先輩。僕の知る限りたばこも酒もやっているような方ではなかったのにどうして・・・本当に残念で仕方がありません。道場六三郎の店には行くことができなかったけれど、いつか僕がそちらに逝ったその時はゆっくり飲みましょう。安らかにお眠りください。合掌。
PS.獣医に限らず医療に関わっている人達は、自分のことが後回しになってしまうのでしょうか。年齢も近い先輩が亡くなったことで、健康管理には気をつけなくてはいけないと痛感しました。
これはあるダックスフンドのお腹のレントゲン写真なんですが、何が写っているかお判りになりますか?日本の食卓にはまず出されているであろう梅干しの種なんです。《ここのところ朝方吐くことが多い》ということで来院されお腹を触診後、レントゲンを撮ってみるともうすぐ出口といったところに・・・。実際この梅干しの種、飼い主さんが飲まれてしまったのに気がついたのはかれこれ1ヶ月ほど前。飲んだあとも食欲も排便も問題なく出来ていたということで飼い主さんは気に留めていなかったようです。この種は診察後のお散歩で、無事うんちの中に確認することが出来ました。
梅干しの種に限らず異物が腸に詰まると、様々な問題が起こり場合によっては命に関わることもあり得ます。早急に開腹手術をしなくてはならないことだってあります。異物を飲み込んでしまった場合は、まずかかりつけの先生に相談してみましょう。今回のようなラッキーなケースは珍しいことですからね。