血液ガス
Wednesday, March 1st, 2006とはその名の通り血液中に溶け込んでいるガス成分のことで、血液内の酸素と二酸化炭素の割合や酸とアルカリのバランスを判断する際に非常に有効なものです。なんだか難しそうな話になってきていますが、肺でスムースに酸素の交換ができているか、さらには腎臓の機能や血液の循環の状態がどうなっているかという一般的な血液検査よりさらに踏み込んだ検査なんです。どんな時にこの検査が役に立つのかというと、例えば腎機能不全に陥った患者さんの血液ガスを測定することで、今不足している成分を把握することができ点滴に何をどの位加えれば治療をスムーズに行えるかというものなのです(腎機能不全では代謝生アシドーシスという状態にあるため、治療には重炭酸イオンを点滴に加えると良い)。今回さらなる点滴治療の向上を目指して血液ガス測定装置(写真)を導入しました。これによりストレスのかかる点滴入院の期間を少しでも短くしてあげることができればと思っています。しかしこの装置、非常に小さく“もう大きな機械は置けないよ”といった当院のような病院にはちょうど良い器械でした。
