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それぞれの立場

 本日は乳腺腫瘍の手術を行ったのですが、病気とは言え乳房を切除するということは女性の飼い主さんにとっては思い切りがいるようです。乳腺腫瘍も単発で発生すれば部分摘出という方法もとれますが、今回の手術では散発でしたので両側の全摘出と同時に避妊手術を行うというものでした。人だったら、女性の象徴というべきものを全て失ってしまうわけですから悩んでしまいますよね。反対に去勢手術というと男性の飼い主さんだとこれまた悩んでしまうようで、手術の説明していると思わず自分のモノを押さえてしまう方もいらっしゃいました。獣医師という立場上、腫瘍が発生した乳腺や停留した睾丸などは積極的に手術することを勧めてしまうますが、飼い主さんの立場としてはどのように考えているかを話し合い、お互い納得した上で一番良い方法を選択しなければなりませんね。

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