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可能性がゼロではないけれど。

 日々診察をしていると、滅多にお目にかかれないような症例に出くわすことがあります。この滅多にというのは私たちが読む専門書でもほんのわずかしか記載がなく、ベテランの先生方でさえもあまり診たことがない症例のことを言わせてもらうのですが、つい最近珍しい病気を宣告された患者さんがいらっしゃいました。今までのデーターと説明を受けた際のメモを拝見させていただいたのだが・・・ 可能性はゼロとは言い切れませんが、その前にもっと可能性の高い病気があるだろうに?100の項目のうちたった1つの検査がその症状に該当したからと言って珍しい“〜病”といってしまうのはどうでしょう?さらには必要もない高額な検査を患者さんに強いて確定診断にも至らず、結局症状の改善もみられなければどれだけ患者さんにストレスをかけることとなるでしょう?重箱の隅をつつくような難しい病名をあげることで、患者さんを煙にまいてしまうようなことはしたくないものです。

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