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Archive for September, 2005

転院の動機

Wednesday, September 28th, 2005

 “病院をかえてみようかなぁ?”という動機は先生や治療に対して不信感を抱いたときのようです。どうして不信感を抱いてしまったのかという原因を知ることが開業しているものにとって大切なのですが、それを教えてもらうことはなかなかできるものではありません。私が聞いたことのある限りでは、最初の頃は院長(あるいは担当医)が診察していたのに最近は見てくれないとか、ろくに説明もせずに高価な検査や薬を同意もなしに進めてしまい、そのうえ最後にやたらと診察費が高かったりといわれてみれば納得する内容ばかりです。

尿閉の再発

Tuesday, September 27th, 2005

 去勢した雄猫に限らず、秋口から冬にかけて雄猫の尿閉(おしっこがつまる)という症状が見られるシーズンです。その原因は尿中に含まれる微量なミネラルが砂〜石のようになることで尿道を塞いでしまうことにあります。様々なペットフードメーカから売られているおしっこがつまりにくくなる処方食というものでコントロールが取れる猫もいれば、何をやっても再発を繰り返す猫もいます。そんな猫のために“会陰部尿道瘻形成術”というものがあります。これはペニスを取ってしまい雌猫のようにしてしまうものなのですが、この手術を実施することで尿閉を起こす心配はなくなります。1年のうちに何度も尿閉を繰り返す雄猫を飼われている方、治療法のひとつとして考えてみてください。

肺炎にご注意!

Sunday, September 25th, 2005

 暑かった夏もお彼岸の入りとともに少しずつ涼しくなり、日中も過ごしやすくなってきました。暑かった時の習慣で窓を開けたまま夜休まれてしまい、少々風邪気味といった方もいるのではないでしょうか?年齢も若く抵抗性のあるうちは風邪で済みますが、ある程度の年齢で特に心臓を患っているペットにとっては風邪を引いてしまったでは済まないことが多いのです。(写真は肺炎から肺水腫に症状が進行してしまった犬のものです。)

リハビリセンター

Saturday, September 24th, 2005

 今週は木曜日の休みを利用して、みなとよこはま動物病院に完成したリハビリセンターを見学してきました。関節外科において第一人者の永岡勝好先生もかねてからリハビリの重要性について話されていましたが、リハビリセンターの完成により関節疾患の診断から手術、そしてリハビリと全てを網羅することができるようになりました。整形外科の中で特に関節外科では手術の重要性も大きいですが、それ以上にリハビリを行うか否かによって術後の回復を大きく左右します。最近の動物医療のなかでCTやMRIなどの高度医療診断機器にばかり目が行きがちですが・・・

誰が悪い?

Tuesday, September 20th, 2005

 なかなか病気が思うように治らないと、患者さん側としては“今の治療でよいのか?”とか“どうして治らないのだろう?”といった思いを持ちながら通院したこともあるかと思います。それとは反対に思ったような効果が見られないと病院側としては“ちゃんと薬を飲んでいないのではないか?”とか“患者さんが指示を守ってくれていないのではないか?”と互いに不信感を抱きながら病気に立ち向かっているとしたならばその結果は最悪なものとなるでしょう。

こんなご時世なので

Saturday, September 17th, 2005

 最近耳にした話なのですが“深夜の診療は(かかりつけの患者さん以外について)積極的には行っていない。”という先生が増えてきているということです。それはどうしてかというと、“夜間一人での診療は危険だから”という意見。私の住む宇都宮に限って言わせて頂くと、東京などとは違い日中でも獣医が1人(多くても2人)AHTが数人で診療している病院が多く夜間ともなれば確実に獣医1人になります。ただでさえ人の眼が少なくなる夜間に1人だけでの診療、しかも自宅と病院が一緒ならば・・・。もしあなたがその立場だったら、ちょっと怖くありませんか。

獣医さん向けの本ですが・・・

Wednesday, September 14th, 2005

 “〜の飼い方”や“〜のしつけ方”など書店に行くと犬猫関係の本が数多く見られます。はじめて犬猫を飼われる方にとっては飼い方やしつけ方は非常に大切なことですが、飼い始めたその犬猫がどのような遺伝的疾患を持っているのか?どのような病気に気をつけなければいけないのか?(飼い始めて早々病気のことなど考えたくないかもしれないが・・・)ということを知っておくことは非常に大切なのではないかと思います。最近発売された本なのですが、